コラム 中の人

教えて院長先生シリーズ -2-

おしえて院長先生シリーズ第二弾は『目元若返り秘術!』(なんか違う気もします)です。

今、二重プチ整形全盛期ですよね。
一重瞼や奥二重の人だけでなく、加齢による瞼や目元のたるみを解消するために二重整形を検討している人も大勢いらっしゃると思います。
さあ。
院長先生。
目元若返りの秘術をおしえてください!

院長:目の周りの若返りで効果的なもの…ですか。「二重の幅」自体は意外に思われるかもしれませんが、若見えに影響しないんです。

中の人:なんと!そうなんですね。ド素人の私は二重幅をガバーっと広げれば、お目目がぱっちりになって顔面が若返るんじゃないかなと思っていました。そういうわけでもないんですね。

院長:例えば、若い女性で二重幅が狭い人が二重幅が広い人と比較して、老けて見られるなんてことは実際にありません。

中の人:あっ。それは確かにそうですね!ていうか先生。若い人は何がどうあっても若いんですよね。私もかつては何がどうあってもただひたすら若かったですよ・・・。

院長:(中の人の悲哀には目もくれず)ただ、上瞼まぶたの皮膚弛緩により目尻付近に皮膚が被ってくると老けて見られるので、少し高い位置で埋没法等で新たに二重まぶたを作って被ってる皮膚を「たくし上げる」と目元の若返りになりますし、視界も改善します。

中の人:なるほど。つまり上瞼がたるんでくると目尻に皮膚が被って老けた印象になる。っていうのはわかります!テレビで見る芸能人なんて毎日のように見ているとよくわからないけれど、若かりし頃の写真を見て現在の彼ら彼女らを見ると、目元のスッキリ感、特に目尻のあたりの印象がすごく違う人が多いですよね。そしてそれは自分にも当てはまるなあ、と、今、思いました。はい。

院長:(中の人の悲哀はどこまでも無視で)こういうケースでやたらに「切りたがる」ドクターもいますがよほどの皮膚弛緩ではない限り、埋没法で対処可能です。もちろん埋没法は時間の経過で効果が弱くなってしまいますが、腫れ等もほとんどないので「美容外科ビギナー」の方には受けて頂きやすい処置です。

中の人:つまりあれですね。瞼がかぶさって目が半分閉じてるぐらいの下垂でない限り、切開法ではなく埋没法で対応できますってことですね。確かに二重施術の後腫れるのが困るっていう人、多いです。
初めての二重施術は、まずは腫れの少ない埋没法で!

院長:あとは前の回答でも話が出た「くぼみ目」ですかね。家系的な要因が大きいのですが、上まぶたが痩せてしまうことによって上まぶた窪んだ状態になると明らかに老けて見えます。

中の人:私も前のご回答の時にしつっこーく書きましたが、我が母がくぼみ目でした。そして私もかなりくぼみ目とくぼみほっぺとくぼみこめかみと・・・書いているうちに、要するに全体的に老けてきたということかと思い知り、とっても悲しくなってきました。

院長:上まぶたが窪むことにより、眼窩上縁付近から外側付近の骨が露わになることで見る人に老けた印象を与えるのでしょう。

中の人:つまり、目の縁あたりからこめかみにかけて窪んでくると額の骨が目立つイコール老けた印象になるということで。ああ、まさしく私がその典型です。前髪を下ろして隠してますが、シャンプーの後スッピン+おでこを露にするともう、もう、もう、自分で自分が耐えられないほどの老けを実感します。

院長:上まぶたが窪みが強くなると、二重まぶただった人は元々の二重の線の上方に不自然な引っかかったよう線が出現して元の二重の線を含めて「三重まぶた」になります。

中の人:もうまるで『お前だ!』と指さされている気分です。そして私の母もまさにそれです。なぜか母はちょっと誇らしげに「お母さん、最近二重じゃなくて三重まぶたになってるのよー』って言ってましたけど。

院長:ただ、くぼみ目の原因は上まぶたの組織量の減少による場合が多いのですが、上眼瞼挙筋腱膜と瞼板がはずれてしまうことによる場合、あるいはその両方が原因の場合がありますので、診察の上治療方針を立てていく必要があります。

中の人:ふむふむ。つまり瞼をふっくらさせる施術か、二重にするor二重の幅を広げる施術か、あるいはそのどちらもが必要か、はたまたもっと別の方法が必要か?というのは実際に診察してみて方針を決める必要があります、ということですね。

院長:下まぶたの「クマ」も疲れて見えて老け顔の要因です。ただ一言で「クマ」と言っても、さまざまな「クマ」の種類があるわけですよ。ヒグマ、ツキノワグマ、ホッキョクグマ…いやそれは熊やろ…とボケを一発かましてしまいました…てへぺろ。

中の人:ここに来て院長の強烈なボケとてへぺろまで出ました。いや。ボケはそのまま放置させていただいて、その『目の下のツキノワグマ』、女性の敵ですよね!個人的にはツキノワグマとかホッキョクグマとか可愛くて大好きですけど、目の下のクマは絶対撃退したいです。本当にボケてる場合じゃないです!院長先生!

院長:わかりやすくいうとクマっていうのは、「下まぶたの色調や凹凸により、影ができたように見える状態」と言えます。「影ができたように見える」って表現が曲者なんです。つまりクマは実際に下まぶたに凹凸は無くても皮膚の色素沈着、静脈叢等の影響で影に見えることもあり、それも立派なクマさんなんです。

中の人:なるほど。目の下のクマにも色々と種類があって、下瞼の色素沈着の場合もあり、凸凹ができている場合(つまりたるみ?)もあり、ということですかね。

院長:ただ治療となると、凹凸がないクマの場合は治療が難しい場合が多いです。実際に凹凸がある場合は出てるところは減量する·凹んでるところは増量するって感じで、まだ対処法は提案しやすいです(もちろん処置自体はそんなに簡単ではありませんし、真っ平らになることもありませんが…)。

中の人:わたくし、今ここまで読んで軽く絶望してる感じですけど、でもまあよく考えたら、ン十年使えば電気製品も家具も古びてあちこち不具合ができるもの。体も顔も同じことですよね。完全なる新品状態に戻すなんてミラクルはないけれど、ある程度自分がハッピーになれる結果を導く方法は色々ありますってことですね。特にこの『目の下の凸凹』のケースで、出っ張りは減量し凹みは増量する施術、ちょっと興味あります。次回はこの辺りも先生に突っ込んでみたいですね!

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